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認知症小説⁉︎「老乱」と おかんの状態

 18, 2020 11:26
先日、たまたま本屋さんでみつけた本↓「老乱」 読みました。

ついに、「認知症小説」というジャンルが出てくる時代となりました。
出版されたのは2016年。文庫化は先月。
最近書かれたのかと思うくらい、内容は時代にマッチ(?)してます。


迫力満点の認知症小説って、どうよ? と思いますが、
小説なので、次はどうなるの?って感じで、ドラマチックな展開になってます。
でも、「あるある」な話がいっぱい。
  どうやって車の運転をやめさせるか、
  認知症検査にどうやって連れて行くか、
  有料老人ホームの費用をどうやって捻出するか・・・

少し前に読んだ「恍惚の人」と同じような家族構成の人々が登場します。

78歳の幸造さん(数年前に妻を亡くして一人暮らし)
その長男と、嫁の雅美さん。孫2人。
この長男家族は同じ市内に住み、車で簡単に行き来できる距離。

「恍惚の人」と大きく違うのは、長男が、介護に協力的なこと。
この小説の中で、ほっとした点のひとつです。
あとは、介護施設が増えてるってことと、
認知症に対する世間の考えが、正しい方向に変わってきていることかな。

この幸造さんは、レビー小体型認知症です。
  認知症にも種類があって、
  ほとんどはアルツハイマー型ですが、
  他にも色々あります。
レビー小体型は、無いものが見えたり、財布を盗られたなどの妄想があるそうです。
奇声を発したりもします。

幸造さんは、息子が知らない人に見えて、
泥棒が入ったのだと思い、包丁を振り回したりします。

この小説では、介護する側だけでなく、認知症になった人の気持ちも
幸造さんの日記という形で表現されています。

「アルジャーノンに花束を」を思い出してしまいました。

できたはずの事がどんどんできなくなり、
周りの人たちが自分をバカにすることへの焦りや怒り。
自分の存在価値がなくなっていく辛さ。

認知症になっていくときは、突然なるのではなく、
じわじわなっていくので、正常なときもあるわけです。
まだらボケというやつですね。
なので、正常なときに、そういう気持ちになるのでしょう。

おかん(記憶が全くないので、アルツハイマー型だと思います)が
どういう気持ちなのか、あまり深く考えたことなかったけど、
この本を読んで、もうちょっと、ちゃんと考えてあげなくっちゃ・・・と
思いました。

昨年7月から おかんの介護が始まりましたが、
認知症というものに慣れていない私は、
当初は、とにかく腹が立って仕方ありませんでした。
今言ったことをすぐに忘れて、何度も同じことを聞くのには、
とにかくイライラして、「何回も同じこと言わさんといて!」と
声を荒げてしまいました。

本人は、自分が忘れるってことを忘れているから、
「忘れるから紙に書いとき」と言っても、
「大丈夫、覚えてる」って自信を持って言うので、
「絶対忘れる。何も覚えてへんやん!」と
自尊心をボロボロにすることを平気で言ってました。

今年になったくらいから、私自身もやっと慣れてきたのか、
ひどく感情的になることはなくなってきました。
  ちょっとイラっとすることはありますが、
  大声を出すほどではありません。

そうこうする内、おかんが先月末に激しい腰痛を訴え、
ほぼ同時に食欲ががくんと落ち、急に弱ってしまったのです。
声にも力がありません。
整形外科と内科に、代わりばんこに通ってました。
腰痛の方は、なんとかマシになってきたので、
今は内科に週二回、点滴を打ってもらいに行ってます。

辛うじて自分で歩いているし、デイにも行ってますが、
本当にヨボヨボな状態で、大丈夫かいな? と心配です。
こんなに弱ってしまうと、おかんがいくらボケたことを言っても、
全然イライラしません。

今おかんがいるホームは、自立型なので、介護はしてもらえません。
なので、今回また腰痛になったタイミングに、
今後のことを考え、介護型のところに移ろうかと考えました。
介護型の老人ホームに見学も行きました(ひとりで)。
でも、まさか食欲が落ちて、こんなに突然弱るとは思ってませんでした。
もう少し元気になるまで待つしかありません。

でも、元気になってくれるかしらん。
寝たきりになったらどうしよう・・・
先が見えないのは辛いことです。
でも、どうなるかわからないことを、あれこれ心配しても仕方ありません。
今は、ケセラセラでいくしかないです。

COMMENT 5

Tue
2020.02.18
16:56

すーこ #-

URL

今まで元気だったのに、急に寝たきりになったりすると、
一瞬、ショックを受けますよね。
それは、それで楽になる部分もありますが、
やっぱり、腹の立つことはあっても、
自分で歩いたり食事をしてくれた方が、
子供としては、ホッとするものですよね。

お母さんにとって、だんだん自分で出来る事が減ってきても、
かずみさんの笑顔が一番の薬だと思います(*^_^*)。

介護は自己の老いのリハーサルと言われていますが、
そう思えるには、時間も必要だし、
介護ではなく快互となるにも、
たくさんの時間が必要ですね。
特に親子や夫婦間では・・・・(;´д`)トホホ


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Tue
2020.02.18
21:18

かずみ #PMoz9hdc

URL

すーこはん

ほんまに、心配な毎日です。
おかんに元気がないと、優しくなれます。
でも、心配顔で、笑顔はないかも。。。(^^;;

「介護は自己の老いのリハーサル」か。。。
う~ん、納得。
おかんの姿をみながら、自分もこうなるのか。。。と考えてしまいます。
そんなことになりたくないので、ジムに通う毎日です。(^-^;

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Wed
2020.02.19
07:09

京太郎 #-

URL

認知症小説なんて分野があるとは。。。(この小説のために作ったのかもだけど)

わかってはいるんですけどねぇ。
あちらにはあちらの何かしら思うところ感じるところがあっての
行動・発言というのんは…
わかっては……わかってはいるんですけど……ねぇぇぇぇ。

我が家なんて 毎日ケンカです。

せめて腰痛が治ってくれたら…ですね。
身体を動かさないと……筋力も衰えるし、脳ともつながっているようです。
特に 足の筋力。これが重要ポイントと。。。
少しずつでも歩いてくれはったら……

私もつい昨日「レビー小体型認知症」について検索したところです。
何かしらあると あれこれ検索しては おかんやオヤジの症状と照らし合わせている今日この頃です。

自分もこうなったら…と思うと。。。
私のバヤイは 誰か面倒を見てくれる人がいるとしたらそれは他人様。
他人に迷惑かけてしまったら……
おかんのあれこれとぶつかっていると…
あぁ、私のときには もうどこか山奥にでもほうっといて、のたれ死にさせて…と願うのでした。

この本、読んでみます。

Edit | Reply | 
Wed
2020.02.19
08:50

asako #-

URL

かずみはん、昨日はありがとう~☆☆☆
昨日聞いてたブログ記事今読みました!!!
この本・・・早速amazonお気に入りに入れよう。

お母さんのことは、ほんまいろいろ心配やね(>.<;
看護師さんのアドバイスで、お薬の影響かどうか
はしばらく様子みてみるのもいいと思うわ~^^
医師が薬は副作用あるってゆうてたから(腎臓負担
or肝臓負担)

お母さんの容体が安定したら、介護型老人ホーム
にいけるとまた違ってくると思うけど、それまで
心配やろうけど息抜きもしながらぼちぼちね。

そうそう!
あの唐辛子入り海老せんべい、早速昨夜妹とビール
のあてに頂きました♪美味しかったですぅ~☆☆
妹もかずみはんにお礼ゆうといて~って♡♡

Edit | Reply | 
Wed
2020.02.19
16:41

かずみ #PMoz9hdc

URL

京太郎はん

私も最初は・・・というか、おかんの介護を始めて半年くらいは、
プリプリ怒ってばかりでした。
でも、実際におかんが弱ってくると、そんな気持ちもどこへやら。
この本読むと、ちょっと相手の気持ちがわかるような気がするかも。。。です。

私も、介護してくれる身内はいません。でも、先のことはわからんので、考えないようにしてます。
とりあえず、歩けなくならないようにしないと。。。

あさこはん

今朝、おかんの調子がかなり悪かったので、医者さんに連れてったら、
病院に行くように言われました。
。。。ということで、入院です。
低栄養になってるので、毎日点滴です。
腎臓や肝臓は大丈夫のようです。
入院は、そんなに長引かないと思うのですが。。。

えび煎餅美味しかったですか~、良かった(^-^)

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